冷房・暖房の効きが悪くなったときは以下のようなことが起きている可能性があります。
お客様ですぐに出来る対応策はまずはフィルターの清掃ですが根本的に解決するには当社にお任せください。
予想される原因フィルターの汚れ室内機、熱交換器の汚れ
ホコリっぽい環境や油汚れが着く環境で、使用のエアコンは特に汚れが原因になります。
美容室では、ヘアスプレーで熱交換器に付着しかなり汚れる可能性があります。
エアコン内部はホコリ・油・タバコのヤニなど、かなりの汚れがたまっています。
『嫌な臭いがする』・『最近、エアコンの効きが悪い、、、』などの原因となり対応策は完全に分解し、徹底的に内部洗浄を行います。
室外機、熱交換器の汚れ
落ち葉やペット毛の汚れなどが、付着して熱交換の効率が落ちてしまいます。
室外機の熱交換器にアルミフィンクリーナーを噴霧し汚れを浮かしたら高圧洗浄機にて徹底的に洗浄を行います。
室外機の汚れ・設置状態によりエアコンの能力低下を起こし効きが悪くなります。
室外機付近に風の通りが悪くなるような、物が置いてあったりしても同様です。
汚れるによる熱交換率の低下は電気料金にも影響があります。
汚れの具合にもよりますが、電気料金が10%から20%高くなったりファンモーター等に負荷がかかり、
思いもよらない出費が必要になります。お客様自身が行える対策と専門業者による修理が必要な場合があります。
冷媒ガスが抜けている( 冷媒漏れ・ガスの補充)
漏れにより熱交換が行なわれず、能力低下を起こしています。この症状は修理が必要です。
溶接可能個所からのガス漏れは溶接処理にて修理可能です。
下記のようにパーツ自体が劣化していたり、溶接不可(アルミ)などの場合はパーツの交換が必要となります。
また、冷媒量が減ってくると、効きが悪くなります。ただ、冷媒が減ると言う事はどこかから漏れています。
最初にご説明した通り冷媒漏れ検査を行い冷媒リーク個所(漏れ個所)を特定し修理をする事が必要です。
室外機の環境
夏場に直射日光が当たっていませんか?
室外機本体の温度が上がってしまうと熱交換率が落ちて冷えない、暖まらないの原因になります。
日陰を作るように工夫する事によってある程度、能力が戻る可能性があります。
ファンモーター異常
ファンモーターが2個付いている室外機では、そのうちの1台が異常停止(ロック)していて
1台で運転している症状があります。50%程度の能力しか出ずいつもより効きが悪い症状がでます。
通常エラーコード等で運転停止するのですが、運転を続けるエアコンもあるので一度チェックしてみてください。
下記は新品ファンモーターと交換パーツです。今回のファンモーターはベアリング不良にて音鳴りがしていました。
このまま、使用していると焼き付けを起こし、完全にロック状態になりファン自体が動かない状態になります。
左側が新品ファンモーター・右側が古いファンモーターです。